三大検定(英検・数検・漢検)について

2019/04/18 ブログ
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①三大検定受検の必要性

 現在埼玉県下の公立高校ではすべての学校で「英語検定」「数学検定」「漢字検定」についてそれぞれ級を指定して(例.英語検定3級以上・数学検定3級以上・漢字検定4級以上など)入学試験で内申点に加算して入試を実施しています。

 また私立高校でも入試前相談で一定の合格基準が示される中で、上記の『三大検定(英検・数検・漢検)』の取得級に応じて多くの学校で合格基準が緩和されます。

(例.北辰偏差値60で合格のところを各検定3級で1ポイント減じて59で合格など…過去には3つの検定級で合計5ポイント獲得した例もあります)

 試験当日のテストでも一般に級を持っている受験生のほうが持っていない生徒よりも高い点数を取ります。漢検準2級の生徒が埼玉県公立高等学校入学試験の国語で10点配点の漢字の読み・書きで失点することはありません。

 

②各検定の特徴

(ⅰ)英語検定

授業が有効です。

 リスニングの他、面接(口頭試問)があり、学校・塾での通常授業だけでは不足です。当所では通常授業に加えて英検に特化した講座をご用意しております。
 試験は1次試験・2次試験があり、1次試験に合格した者のみが2次試験に進めます。1次試験(共通日)の約1か月後に2次試験(A日程・B日程のいずれか選択)があります。
検定料 2級6,500円 準2級5,900円 3級4,900円 4級3,600円
 

(ⅱ)数学検定
 普段の学習が大事です。(特別な対策は必要ありません)
 試験は各級とも「計算技能検定」と「数理技能検定」に分かれ、同一日に連続して行い、両方それぞれに合格・不合格が出ますが、両方とも合格して級の取得が認められます。(片方のみ合格した場合は次回検定で合格したほうの試験が免除され一部検定料も免除されます。免除期間は翌年度3月までに制限されます※1級のみ適用期間の制限がありません)。
 計算技能・数理技能いずれもオーソドックスな問題で構成され学校の定期テストと同様です。
検定料 準2級(高1・高2レベル)3,700円 3級3,200円 4級2,700円

(ⅲ)漢字検定
 テキスト学習が必要です。
 授業までは必要ありませんが、筆順・部首といった特に中学生になるとほとんど勉強しなくなる分野の問題が出題されるため特定のテキストを使った準備が必要です。当所では漢字能力検定協会が直接発行・販売している学習塾専用テキスト(一般書店非売品)を推奨、代行販売しています。中学生向けテキストは2種類お勧めできるものがあり、各500円程度で当所では仕入れ値のまま販売しています。書店で販売されている物より内容が優れかつ安価です。

検定料 2級3,500円 準2級~4級各2,500円 5級~7級各2,000円

(次の記事で英検対策授業についてご案内します)